口臭治療

口臭治療

こんな時にお口がにおうと感じませんか?

朝起きた時

芦屋の口臭外来ならBio Dental Clinic ASHIYA睡眠中は、唾液腺が刺激されません。そのため、口腔の唾液量が少なくなっています。また、眠っているのですから、当然水分も取れません。
そのため起床時は、必然的にお口が乾燥しているため、口臭が強くなります。

緊張したり、ストレスを感じた時

唾液の分泌を司るのは、自律神経です。このうち交感神経が優位になっている場合には、唾液の分泌が促進されます。 一方、緊張やストレスによって副交感神経が優位になったときには、唾液の分泌量が抑えられ、口腔の乾燥から口臭が強くなります。

ホルモンバランスが変わるとき

思春期、月経期間、妊娠期間、更年期などはホルモンのバランスが崩れやすく、口臭が強くなる傾向にあります。
なぜそのようなことが起こるのか、分かっていない部分もありますが、精神的な不安定やストレスによって唾液の分泌量が低下するのではないか、と言われています。

当院では、SMTによる唾液検査を行っています。

SMTとは?

Bio Dental Clinic ASHIYAでは口臭検査を行っています当院では、多項目・短時間での唾液検査システム「SMT」を採用しております。
検査結果は数値・図として分かりやすく表されますので、治療やご自宅での予防に役立てていただけます。
症状はないけれど現在の口腔環境を知りたい、予防歯科を始めたいという方は、お気軽にお問合せください。

唾液検査でわかること

口臭検査でわかること唾液検査では、虫歯菌の数や酸性度(酸性であるほどエナメル質が溶け出しやすい環境です)、白血球やタンパク質、アンモニアの量などを計測します。
歯の健康、歯ぐきの健康、口腔清潔度などが分かります。

口臭検査の流れ

1唾液の採取(口を軽くゆすぐ)

唾液の採取SMTキットに付属する洗口用水を口に含み、お口全体に行きわたらせます。(約10秒間)

2専用機器での測定

専用機器での測定唾液を含んだ洗口用水を試験紙に落とし、専用の測定器にセットします。
5分ほどで結果が出ます。

3検査結果がすぐわかります

検査結果検査結果はパソコンに送られますので、すぐにご覧いただけます。
歯の健康、歯ぐきの健康、口腔清潔度に関する項目がビジュアル化され、患者様にも分かりやすくなっています。

口臭の主な原因

歯周病

perio002初期にはほとんど症状がなく、気づかないうちに進行します。
進行するほどに、口臭が強くなります。

虫歯

虫歯虫歯の場合は、初期に口臭が強くなることは稀です。
しかし中期以降、特に神経にまで侵食が及んだ虫歯は、強烈なにおいを放ちます。

歯垢

歯垢歯垢(プラーク)は、細菌とその産生物質で構成されます。細菌は食べかすなどを栄養としているため、歯垢が口臭の原因となります。

歯石

歯垢が固まったものが歯石です。歯石には無数の穴が開いており、そこに細菌が住み着き、繁殖しますので、歯垢と同様に、口臭の原因となります。

唾液の減少

唾液には、口腔の自浄作用、保湿効果があります。その唾液が減少すると、乾燥とともに衛生状態が悪化し、口臭が強くなります。
また、唾液の減少(ドライマウス)の原因が薬の副作用の場合もあるため、現在服用中のお薬のチェックも重要です。

入れ歯

入れ歯が合っていない、毎日の清掃ができていない場合には、口臭の原因となります。
特に保険の入れ歯は歯科用のプラスチックでできており、一度においが吸着すると、長く残ります。

合わないかぶせ物

被せ物が合っていないと、その材料の種類にかかわらず、隙間に汚れが溜まり、口臭の原因となります。
特に金属は、年月とともに徐々に変形し、隙間を作る原因になります。長期に質・形状が安定し、汚れの付着しにくいセラミックをおすすめします。

口腔がん

舌、頬の内側にできた口腔がんも、口臭を強くする原因になります。当院では口腔外科への紹介を行っております。

鼻やのどの病気

副鼻腔炎、咽頭炎、喉頭炎などに伴う炎症が、鼻から喉を介して口臭となることがあります。当院では耳鼻咽喉科への紹介を行っております。

その他呼吸器系、消化器系の病気

その他呼吸器系、消化器系の病気

口臭は病気以外の原因でも起こります。

生理的口臭

生理的口臭生理的口臭とは、生理現象としての口臭です。つまり、お口・身体の病気がなくても起こります。
起床時、空腹時、緊張時に強くなる口臭が生理的口臭の代表的なものです。特に治療の必要はなく、起床時には水を飲んだり唾液腺マッサージをすれば改善します。空腹時には食事をすれば、緊張時には緊張が解ければ、それぞれ改善します。
その他、思春期、月経期間、妊娠期間、更年期などのホルモンバランスが崩れやすい時期に強くなる口臭も、生理的口臭に含まれます。

心理的口臭(自臭症)

実際には口臭が強くないにもかかわらず、「自分は口臭が強い」「周囲ににおっていたらどうしよう」という思い込み、不安に苛まれている状態を、心理的口臭と言います。
歯科医院などで口臭を計測してもらい、口臭が強くないことを確認するのが良いでしょう。あるいは、精神的な疾患が背景に存在することもあります。

自分でできる口臭対策(セルフメインテナンス)

口臭対策当院では、口臭の原因となる疾患の治療に加えてお家でのケアが充実できるようセルフケアの用品などをおすすめしています。

口臭Q&A

口臭が強いと指摘を受けました。どうすれば良いでしょうか?

口臭の原因には、口腔のトラブル、身体の病気、生活習慣の乱れなど、さまざまなものが存在します。
やはり頻度としては、口腔トラブルが原因であるケースが多いので、まずは歯科医院を受診してみると良いでしょう。
口臭のことを相談するのを躊躇う方もいらっしゃいますが、私たちは専門家ですので、心と身体に寄り添った診療を行います。どうぞご安心ください。

「口臭予防に効果的」と書かれたマウスウォッシュを毎日使っていますが、どうやら口臭がまだ強いようです。

市販されている口臭予防グッズは、洗口液(マウスウォッシュ)やスプレーを含め、基本的に「生理的口臭」に効果があるものです。つまり、虫歯や歯周病、入れ歯や被せ物の不適合、口腔がん、鼻や喉の病気などを原因とした口臭には十分な効果が期待できません。
毎日使っているのに口臭が強い、ということは、歯科医院などで治療が必要なタイプの口臭である可能性が高いと言えます。

歯磨きを完璧に行えば、口臭は予防できますか?

口腔トラブルや病気もない方が、適切な歯磨きに加え、フロスや歯間ブラシ、洗口液などを併用すれば、口臭は最大限予防できるでしょう。 ただ、歯磨きを「完璧に」行うことは至難の業です。定期的な検診で、お口の清掃を受けることもお忘れのないようにお願いします。

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